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アルコールについて(お酒好きは読んでおこう!)

 

安く手軽にお酒が手に入るようになった近年は、アルコール依存症の方が増えていますね。

飲酒運転のこともかなり問題になっています。

私もお酒は好きですが、胃弱ということもあり、週一回くらい少量飲む程度です。(たま~には多くなります。笑)
お酒を飲める量は人それぞれで、持っている分解酵素の量によって違うようです。
肝臓がお酒一合を分解するのに約3時間掛かるそうなので、
次の日に残らないようにするには逆算してみるとよいわけですね。
どんなにお酒が強い人でも、分解できない量のお酒を続けて飲んでいけば何かしらの悪影響が出てきます。

 

アルコール依存症は否認の病気と言われていて、本人は自分がアルコール依存症であることをなかなか認めることが出来ません。
大抵の人は「やめようと思えばいつでもやめられるから依存症ではない」などと言います。
アルコールが必要な脳と体になっているので、飲酒を否定されると自分を否定されたような気持ちがするそうです。

家族も困ったことがチラホラ出てきても、「飲みすぎてだらしがないなぁ」位に思っていて、
病気だと気付くのは、かなり症状が悪化してからが多いようです。

しかし、「お酒の量を減らした方がいいかな?」と考える段階ですでに病気に片足つっこんでいる可能性大で、
自分でコントロールすることが難しくなってきているそうです。

飲んで失敗を繰り返しますが、次の日になると本人は良く覚えていなくて
何かしたかな?くらいの引け目があり、暫く大人しくなります。
反省してお酒を止めたりしますが、時間が経ち「少しなら」と飲み始めれば又すぐもとどおり。
そんなことを繰り返しているうちに体も脳もどんどん蝕まれます。

無気力になってきたり、周囲の人間に嫌な思いをさせるようになってきます。
その前に体を壊したり、事故にあったりなんてこともあると思います。
よくある中毒症状(震えや幻覚や発熱等)が出るのはかなり悪化した状態で、
そこから断酒しようとして成功する方はあまり多くないようです。

アルコール依存症はよくなる病気ではないので、一度なってしまったらお酒を断つしかないのです。
何年お酒を断っていても、飲んでしまえばまた中毒症状が出てきます。
飲みたい気持ちは無くならないので一生戦いです。

多くの人が日常的に飲酒しているので危険意識が低いようですが、手遅れになると本当に恐ろしい病気です。
人格に影響が出てきてしまうのも哀しいところで、治療は余計に難しくなります。


昨年亡くなった私の父はアルコール依存でした。
本を読んで調べたり、病院に行ってみたり、自助グループの方に相談したりしましたが、結局悲惨な死に方をしました。

楽しく飲める一生を過ごすというのは結構難しいものですね。

皆様もお身体を壊されませんよう気をつけて下さいませ。




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